内臓脂肪と皮下脂肪の違いや見分け方とは?生活習慣病との関係について紹介!

今回の記事では、生活習慣病の原因となる
「内臓脂肪」についてです。
内臓脂肪と皮下脂肪の違い、またはそれらの見分け方
さらにはメタボリックシンドローム診断基準などを紹介します。



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メタボリックシンドローム

メタボリックシンドロームとは
へその位置の内臓脂肪が100㎠以上あり
血圧・血糖値・中性脂肪値のうち
2つ以上に高い値がある状態を言います。

ですから、メタボリックシンドロームの診断基準の前提に
まず内臓脂肪が溜まっている状態があるのです。

内臓脂肪と言うと、内臓の中に脂肪が溜まっていると
思っている人がいるかもしれませんが
内臓脂肪とは、腹筋い囲まれた中の
腹腔内にある脂肪のことを言います。
その多くが腸の周りに付いた脂肪です。

男性の場合、お腹の周りが85cmあれば
へその位置で輪切りにした部分の
内臓脂肪面積はおよそ100㎠あると言われています。

へその位置の内臓脂肪面積が100㎠以上ある状態を
内臓脂肪型肥満と言います。
内臓脂肪面積が100㎠を超えると
内臓脂肪が正常の人と比べて
糖尿病・高脂肪血症・高血圧などを発症する確率が1.5倍に増加します。
そして、これらの病気は
心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高めてしまいます。



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へその周りが男性で85cm以上
女性で90cm以上あると
内臓脂肪が100㎠溜まっている可能性があり
メタボリックシンドロームが疑われます。

女性の方が大きいのは
女性は内臓脂肪が溜まると同時に
皮下脂肪も溜まりやすいためです。

内臓脂肪を測定する位置は「へその周り」です。
ズボンやスカートのウエストの位置とは違います。

へその周りよりもズボンのウエストの部分は
少し細くなっていることがあるので
たとえば、ウエストが82cmでも
へその周りは85cm以上ある可能性があります。

メタボリックシンドロームの男性は40歳以上で40%以上
女性の場合は50歳以上で10%以上と言われています。

 

<メタボリックシンドロームの診断基準>

へその位置の内臓脂肪100㎠以上
(腹囲:男性85cm/女性90cm以上)で
以下の2つ以上がある。

血圧(最高/最低)130/85mmHg以上
血糖値(空腹時)110mg/dl以上
中性脂肪値 150mg/dl以上
またはHDL(善玉)コレステロール値40mg/dl未満



内臓脂肪-皮下脂肪-違い-見分け方-生活習慣病-肥満画像

内臓脂肪の皮下脂肪の違い

メタボリックシンドロームの診断では
内臓脂肪と皮下脂肪を分けてみていますが
この2つにどのような違いがあるのか?

内臓脂肪と皮下脂肪は、どちらも溜まっている脂肪は
中性脂肪で同じなのですが
この2つは性質の違うものと考えられています。

皮下脂肪型肥満の場合は
糖尿病・高血圧・高脂血症という病気は起こりにくいですが
脂肪の重みで膝や腰など関節が痛くなる
変形性膝関節症・腰痛症などが起こりやすい。
または夜中に呼吸が一時的に止まる
睡眠時無呼吸症候群も起こりやすくなります。

一方、内臓脂肪型肥満の場合は
糖尿病・高血圧・高脂血症・脂肪肝など起こりやすい。
その仕組みについて解説すると

腸から吸収された栄養素は
門脈という太い血管を通って肝臓に流れ込みます。
それと同じルートを内臓脂肪から分解される
脂肪分が流れて行きます。

人間の体は食事をせずに体中の糖分を使い果たしてしまった時に
内臓脂肪がエネルギー源になります。
ところが内臓脂肪が溜まっている人は
常に脂肪を門脈の中に放出して悪影響を及ぼします。

また内臓脂肪はただ中性脂肪として肝臓に流れ込んで
悪影響を及ぼすだけでなく
様々な生活習慣病の原因となる物質を作り出していることが
近年の研究で分かっています。

 

<内臓脂肪が作り出す物質>

遊離脂肪酸・・・高脂血症
TNF-α・・・糖尿病
PAI-1・・・心筋梗塞
レプチン・・・高血圧症
アンジオテンシノーゲン・・・高血圧症

本来、これらの物質はサイトカイン(生物学的活性物質)と呼ばれ
体の調節を行う働きがありますが
内臓脂肪が溜まると、これらの物質が過剰に分泌されることで
体に悪影響を及ぼしてしまう。



内臓脂肪-皮下脂肪-違い-見分け方-生活習慣病-CT画像

内臓脂肪と皮下脂肪の見分け方

正確には腹部のX線CTにより測定することができます。
内臓脂肪は、へその部分で輪切りにした
CT画像を使い測定します。

必ずしも正確はありませんが
へその周りが大きいにも関わらず
指で脂肪をあまりつまめない場合は
内臓脂肪の可能性があると言えます。

それとは逆にお腹の脂肪がつまめるという場合は
皮下脂肪の可能性があると言えます。
ただし、皮下脂肪が多い人は同時に内臓脂肪も多いケースがあります。
また、見た目は痩せているにも関わらず
内臓脂肪が多い場合もあります。

内臓脂肪を溜め込むと、様々な生活習慣病を引き起こす原因になります。
生活習慣の改善と定期的な健診を心掛けるようにしましょう。
体に異常を感じた時は、早めに医療機関を受診するようにしましょう。

血液中の中性脂肪値が気になる方には、こちらをお勧めします。
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