心臓弁膜症の症状と原因!高齢者の動悸・息切れに要注意!

心臓弁膜症は、高齢者に多く発症する傾向があります。

この病気の初期症状は、動悸、息切れ、疲れやすさなどが起こりますが、高齢者がなりやすいため、息切れが続いて年のせいだと思い込み、病気の発見が遅れるケースが少なくありません。

今回の記事では、心臓弁膜症の症状と原因について紹介します。



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心臓弁膜症とは

心臓の働きは、血液を循環することによって全身に栄養と酸素を送り出すポンプのような役割を担っています。

心臓の中には、右心房、右心室、左心房、左心室の4つの空間があり、それぞれの間には、血液の逆流防止のための弁が4つあります。

「三尖弁」・・・右心房と右心室の間に存在する

「肺動脈弁」・・・右心室と肺動脈の間 に存在する

「僧帽弁」・・・左心房と左心室の間に存在する

「大動脈弁」・・・左心室と大動脈の間に存在する



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これらの弁は、心臓が拍動するたびに開いたり閉じたりを繰り返し、1日におよそ10万回も開閉を繰り返しているのです。

とても酷使する器官のため、高齢者になると弁の働きが弱まることがあり、その結果、発症するのが心臓弁膜症です。

心臓の中に存在する弁に障害が起き、正常な機能を保てなくなった状態を弁膜症と言います。

弁膜症には、弁の開きが悪くなることで血液の流れが妨げられる狭窄と呼ばれる状態と、弁を完全に閉じることができずに血液が逆流してしまう閉鎖不全という状態があります。

4つの弁の中でも特に大動脈に血液を送り出す左心室の弁が硬くなる大動脈弁狭窄症の方が増えています。

大動脈弁狭窄症は、大動脈弁の石灰化により開きにくくなる病気です。

そのため、通常よりも強い力で血液を押し出さないと、大動脈に送り出せないため、心臓に大きな負担がかかってしまいます。

心臓弁膜症は、高齢者に発症しやすい病気で75歳以上の約4%が患っていると言われています。



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心臓弁膜症の原因

心臓弁膜症が発症する原因は、まだ医学的に解明されていない部分が多い。

ですから、悪玉コレステロール値を下げれば予防できるとか、血圧を下げれば予防できるなどの予防策もはっきりと分かっていない。

発症の多くは、加齢とともに大動脈弁が硬くなることが原因で起こります。

また、僧帽弁の腱索が切れて逆流が始まるものもあります。

心臓弁膜症の発症に関係しているのではないかと考えられているものに、リウマチ熱の後遺症として起こるリウマチ性の心臓弁膜症があります。

昔はリウマチ性の心臓弁膜症は多く見られましたが、最近は清潔な生活が保てるようになってきてリウマチ熱自体がなくなってきたので、リウマチ性の心臓弁膜症もあまり見られなくなりました。



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心臓弁膜症の症状

心臓弁膜症の主な症状は次のとおりです。

●息切れ
●動悸
●疲れやすい
●呼吸困難
●胸の痛み
●失神

心臓弁膜症が悪化していくと、心不全と同じような症状があらわれます。

心臓弁膜症の初期症状は、息切れや動悸、疲れやすさなどが起こります。

少し階段を上がったら息が切れるとか、同年代の人と坂を登るとついていけないなどが起こります。

高齢者が息切れや疲れやすさを感じても、年のせいだと思い、病気に気付きにくいので注意が必要です。

病気がさらに悪化すると、呼吸困難や胸の痛み、失神などの命に関わるような症状が起こる場合があります。

心臓弁膜症は、最初は弁という一部だけの病気ですが、悪化すると心臓を動かしている筋肉全体の病気になり、心筋の障害は回復するのが困難になる場合があります。

心臓弁膜症は、自然治癒することはないので早めの治療が必要です。

息切れや動悸などの自覚症状がある場合は、早めに病院を受診する必要があります。

心臓弁膜症の症状と原因!高齢者の動悸・息切れに要注意!



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